- 直撃インタビュー
質問:うちの子家では元気だけど、幼稚園ではどうなんですか?
サツマイモやアサガオにお水をあげています。「もっと大きくな~れ!」と子どもたち。
木々や植物を大切にする心を知り、植物の成長には何が必要なのか子どもたちは肌で感じているようで、毎日欠かさず水やりをしています。
僕たちは今いろんなことに興味があるんだよ!
幼稚園の森で木や虫にたくさん触れて、本当に毎日が初体験!!
先生のいったこともちゃんと守れるよ!
質問:製作作品が本当に上手になったんです。何か特別指導でも?
特に特別な指導はしていませんよ。ただ、日ごろから子どもたちにこと細かく説明したり、教えたりといったことは、意識的に行っていないんです。そうすることで、年中さんのお友達は分からなかったときは質問したり、時には自分で考えて自由にできるときもあるんです。そういったことの日々の積み重ね、自己の自由が、作品にも表れているのかもしれませんね。
製作の時間は自分の好きな色で、好きな形で、好きなものをつくるんだ。
先生にお願いごとや質問をするときは、気持ちをしっかり伝えられるよ!
質問:年長さんに上がってから、想いやりがあり、自ら行動できる子なりました。下の子にもそんな風に育ってほしいです。何かアドバイスください!
日ごろから、ことある毎に園児たちには自ら考えさせ、答えを導き出させる保育をしています。少し難しい様子でも、こちらから答えを言うことは基本的にありません。少しづつヒントを出して、最後には必ず子どもたちの口から答えを出してもらいます(引き出し教育)。それらの小さな積み重ねが自ら考え行動できる子どもたちを育てていると感じてます。
この間ね、先生の誕生日だったからみんなでサプライズバースデイを企画したんだよ。
先生泣いてよろこんでたんだ。先生が大喜びするのを見て、僕たちもとっても嬉しかったんだ。
【園長先生から】
「泣いている子がいれば、涙をそっと拭いてあげなさい。なぜ、泣くのかと尋ねることは誰でもできます。大事なのは、その子が今泣かないでいられない心持へ共感できるかということです。」これは、私が日ごろ先生たちに伝えている言葉です。現場では教育内容だけではなく、子どもたちとどのように接していくかということも重要なことです。
幼稚園を運営していて、1番嬉しい瞬間は、園児たちの驚くほどの成長に出会える瞬間です。これは私の欠かせない財産です。